さて、今回は「カヤックフィッシングキャンプ」の紹介をしていきたいと思います。
サニー本橋はもともとはシーカヤックでキャンプツーリングをするのが本業(⁉)でした。最長で一ヶ月半くらいのツーリングもしていたので、キャンプについては一家言があるのです、と言っても怒られないでしょうかね。笑
そんな僕の個人装備をお披露目し、フィッシングカヤックへの積載の方法(パッキング)も案内し、魅力的なカヤックフィッシングキャンプを紹介していきます。
この<ギア編>では、サニー本橋愛用のアイテムたちを見ていきましょう。
2023年の年の瀬にソロキャンプに漕ぎ出した時の装備がこちらです。
中身はこんな感じ。
こうして見るとこんなに多くの荷物が入るものなのだなあと感心しますね。
でも本来、カヤックはたくさん荷物が載るものなのです。だからフィッシングカヤックもたくさん釣り具が持って行けるのですね。
そしてこれを積み込んだ状態がこちら。
使用艇ロックンロールカヤックス【デスペラード】の最大積載量はカタログ値で約135Kgと紹介されています。
サニー本橋の体重が85Kgくらいなので、ざっくりと50Kgは荷物を積んでも大丈夫という計算になりますが、これだけの荷物でもさすがに総重量は多く見積もっても30Kgくらいだったのではないでしょうか。
ということはまだ20Kgほどは余裕があったことになりますね。
これが実際の現地での写真です。
重積載した場合、上陸した後が大変だったりしますがサニー本橋はソロでもっと重い状態のシーカヤックを何度も引きずりあげた経験もあるのでそれほど困惑しません。
でも乱暴に扱うとカヤックを壊したり(キズが付くのは大前提で考えてます)、自分の腰を痛めたりすることもあるので注意したいですね。
さてそれでは装備を細かく見ていきたいと思います。
こちらがバウハッチ内に入れていた荷物たち。左のほうから、
・黄色い大きなドライバッグ:フォールディングコットとチェア
・赤い細長い袋(ドライバッグではないです):テントのポール
・オレンジと黒のツートンのドライバッグ(真ん中部分は半透明でのぞき窓仕様):防寒着とヘッドライト
・黄色い小さなドライバッグ:ファーストエイドキット
・メッシュバッグ:食器類
・紺?緑?のあまりきれいではない袋(スタッフバッグ):焚き火用五徳
・青い袋:IKEAバッグ
・上陸時用のサンダル
コットとチェア。(寝袋が主張し過ぎですね。。。)
もはやコンパクトエアマットという選択をしないのであればカヤックキャンプでもコットを持って行くのはごく当たり前になりました。
重量こそ重いですが、仕舞い寸法はフォーム入り膨張式マット(サーマレストとか)とそれほど変わらないからです。しかも値段も同程度になってきていますね。
コットの隠れた特徴として、コット下に収納スペースが作れるということ。
あまりかさ張らないものに限られますが、それでもテントの収納バッグやその他のドライバッグたちなどをコット下に収納できるようになり、テント内が格段にすっきりとお片付けできるようになりました。
僕が使っているのは「VENTLAX」というブランドで、コットが気に入ったのでチェアも買い足しました。
コットもチェアも足を継ぎ足すこともできます。
こだわりはチェアのほうにあり、このタイプは下部のフレームが四角く地面に接しているので低重心設計になっていて、さらに砂や砂利などの柔らかい地面で足が潜り込まない仕様なのです。
これが浜辺ではめちゃめちゃ便利!
座面も広めなので大柄な僕にもうれしいチェアなのです。
防寒着として補修跡だらけのモンベル「ULサーマラップパーカ」を持って行っています。
・・・すみません、モンベルさんとしてもきっとこんなボロボロのものを紹介して欲しくないでしょうが、実はこちらのパーカはかれこれ15年以上使い倒しているのです。(購入時期は~2006年くらいのはずです)
必要十分な保温性、軽量性、携帯性、そしてダウンではないのでガンガン洗える気安さもあり、長年愛用しているのです。
すでにフロントジッパーの下部1/3ほどは動かず(接着剤を塗って固定)、破れ・ほつれ・火の粉の穴など数知れず(ダクトテープで補修)、たぶん中綿もかなりヘタってしまっているのでしょうが、致命的な損傷がないためずるずると使い続けているのです。
リピ買い間違いなしの逸品なのです!
ヘッドライトはサンワダイレクトで買ったこちら。
今の世の中、ヘッドライトの種類が増え過ぎていったい何がイイモノなのか迷子になってしまい、USB充電できることと明るいことを優先して購入しました。
ちなみに黄色い細長い部分が蛍光灯のように光るので本などはとても読みやすいです。
が、明る過ぎて他の人がいる時は常に首にぶら下げて遠慮がちに照らさないと迷惑をかけてしまうのが欠点ですね。
上陸時用のサンダルはモンベルの古いサンダルを使っています。
だいぶ底が薄くなりよれよれになってきてはいますが、もう少し付き合えそうです。
キャンプツーリングでは、上陸時用のサンダルを忘れてしまうとキャンプ中、濡れたパドリングシューズで過ごすことになるので意外と忘れてはいけない需要アイテムなのです。
食器類はこちら。
お皿とお箸は100均。笑
スプーンはチタン製MSRのツールスプーン。
シェラカップは今やプレミアがついているらしいシェラクラブのオリジナル品。何年使っているか忘れましたが確か買ったのは学生時代です。今回はスープ用として。
透明のポリカ製コップはウィスキー用(スター商事さんで購入)。やっぱりこういうこだわりは大事ですね。
シリコン製のコーヒードリッパーはソロキャン用。キャプテンスタッグさんですね。携帯性が素晴らしいです。
その下にはモンベルのチタン製ダブルウォールの「チタンサーモマグ」。こちらはコーヒーなどの温かい飲み物用として。こちらも20年選手ですね。
この他にコッヘル(鍋)を持って行っています。(後述)
食器類に関しては特にこだわりはないですが、しいて言うとお皿はもう一工夫したいところですね。
今回はどちらかというと多めに荷物を持って行ってみようという気持ちがあったので、コップだけで3種も持って行っていますが、普段はせいぜい2個までです。
IKEAバッグは、上陸後にテントまで荷物を運ぶのに使ったり、テント内で荷物をまとめるのに使います。これがとてつもなく便利なのです。
かさ張らず、軽量で、大容量で、丈夫で、安価。
僕は大小さまざまなIKEAバッグを大量に持っており、いろんなシーンで使い倒しています。
焚き火用の五徳は後述します。
ファーストエイドキットについてはこの場では割愛します。(中身だけ見せると誤解や思い込みを招くので)
続いてセンターハッチに収納していた荷物にいきます。
右から、
・ドライポーチ:貴重品入れ
・白い箱:タックルボックス
・小さいIKEAバッグ:艇内でボトルとグローブ、トーイングラインをまとめておくため
・グローブ
・赤いボトル:飲み水
・黒いモンベルロゴがあるもの:トーイングライン
bifarrバイファール「ソロモンポーチ」はホエール赤澤サンタさんにいただいたばかり。笑
お財布、カメラの替えバッテリーなどを入れています。
タックルボックスについては今回は割愛しましょう。・・・語るほどの内容でもないですので。。。笑
グローブは魚を釣り上げて〆る時や防寒用として。
カヤック上での飲み物は、サニー本橋は水にしています。寒い時期は熱過ぎないくらいの白湯にしたり、暑い時期は氷を入れたりはします。
これはガイド、インストラクターとしてのこだわり、リスクマネジメントに関わることなのです。ふっふーん。笑
トーイングラインはプロとしていつも携帯するようにしているギアの一つです。
カヤックフィッシングではモンベル「トウイングライン」を使用。
トーイングラインはカヤックを牽引するために使うものですが、プライベートで漕いでいる時だとしても、自分が他のカヤックを牽引できないなんて状況は作りたくないので必ず携帯しています。
もちろんカヤックを係留しておくなどの応用もできるので、キャンプの時には重宝するかもしれません。
モンベルの「トウイングライン」は全長2m弱と、海で使用するトーイングラインとしては短めなので、延長用のロープ5mを別に携帯しています。
逆にコンパクトなモデルなので、気軽にサッと取り出せるのがメリットです。
※ カヤックの牽引(トーイング)はちゃんとした指導の下、練習を積み重ねて習熟した上で実行することができるレスキュー方法の一つです。
くれぐれも道具だけ揃えて、万が一の際にうろ覚えのまま使用することは避けてください。
そしてスターンのカーゴスペースの荷物です。
右上から、
・半透明ドライバッグ:写真の装備をひとまとめに収納する45Lサイズ
・ベージュのバッグ:キッチンペーパーと調理器具入れ
・白い袋:ホットサンドクッカー
・MSRの黒い袋:コッヘル(鍋)とやかん
・紫色のドライバッグ:バーナーと燃料
・青いドライバッグ:焚き火セット(グローブと火箸、焚き付け)
・オレンジと黒のツートン:寝袋と枕
・黒いドライバッグ:コーヒー豆と調味料
・赤いドライバッグ:テント本体
・カーキ色の袋:トイレットペーパー
半透明のドライバッグはモンベルの45Lサイズ。
シーカヤックでは収納できないサイズのドライバッグですが、フィッシングカヤックならカーゴスペースに余裕で載ります。
正直、長年の使用ですでに水漏れしてしまう代物ですが、こうして荷物をまとめておくこと、そしてドライバッグを二重にすることで防水性を高めるという使い方ができるので便利です。
ホットサンドクッカーはスノーピーク「トラメジーノ」を愛用。
というか、壊れないので使い続けているのが本音です。笑
こちらも20年来の付き合いになりますね。
最近、安物の餃子を美味しく焼けることを知ったため、今回も焼き餃子をしました。
ちなみに、「トラメジーノ」を収納している白い袋は映画「男(女偏に男と書く字)の一生」でエキストラ出演した時にもらった記念品です。笑
コッヘルはMSRのアルミ鍋とステンレス製のやかん。どちらもいつの間にか絶版していました。
鍋の中にやかんをスタッキング、できないこともないのですが絶妙にサイズオーバーで蓋が浮いてしまうのが玉にキズです。笑
コッヘルはアルマイト加工がされていて焦げ付きにくく、持ち手がついていないので携帯性に優れています。
やかんは注ぎ口が何故?というレベルで優秀で、コーヒーを丁寧にドリップすることも可能。湯沸かし用にジェットボイルを持って行くことが多いですが、今回は焚き火をする予定だったこともあり、写真映えもするので持って行きました。
これもどちらも20年以上のお付き合いです。
ここで焚き火用五徳のご紹介。
購入したのはハイマウントさんのもの。ステンレス製で丈夫でヘタれず、ソロキャンだけではなく、ツアーに持って行くこともあります。
バーナーで大きな鍋を調理する時にも使える便利グッズです。
バーナーはMSR「ドラゴンフライ」。
なんだかんだとプライベートでも仕事でも第一線で使い続けています。
燃料はホワイトガソリン、火力調節も細かく出来、プレヒートもそれほど手間には感じないレベルで使い勝手がいいのです。
ポンプ内の圧を上げるためのポンピング作業も、さて料理の手順はどうしようかと考える間を与えてくれるのでむしろ好ましいくらいです。
五徳も大きくコッヘルが安定して載るというのもうれしい。「トラメジーノ」もちゃんと安定しますね。
デメリットは、作業現場感のある轟音と、プレヒートでうっかりすると火柱が立つこと、五徳が大き過ぎてシェラカップなどの小さなものが載せられないこと。(後者は絶版になってしまった「エスプレッソスター」というアイテムがあれば解消されます。もちろんサニー本橋は持ってます!)
本体は五徳部が折れちゃったので2年ほど前に交換、ポンプは三個目ですが、購入したのは20年以上前にユーコン川へ行った時になります。
あちこちソロツーリングをしていた若い頃はレギュラーガソリンを使っていたのでメンテナンスを豆にやっていましたが、この10年ほどはホワイトガソリンしか使っていないのでほぼノーメンテで使いまくっていますね。
意外と大丈夫なものです。
バーナー類を入れている紫色のドライバッグはサニー本橋が持っているドライバッグの中で最古のもので、25年は経っていますが未だに現役です。
焚き火セットはこちら。
焚き付けは「文化たきつけ」一択です!笑
ライターは100均。
そしてこの二つはしっかりとジップロックに入れて防水性を高めておきます。
火箸はホームセンターで購入。小さいシンプルなものがソロキャンでは便利ですね。
そして黄色いグローブが焚き火用に使っている「ダイローブ102」。
そもそもは耐寒用の商品であり焚き火で使うのはメーカー推奨ではないのでお勧めはできませんが、もはやシーカヤック界で焚き火用グローブといえば「ダイローブ」と言われるほど定番化しています。
たぶん一般的な焚き火用皮手袋とは使用法が違うので、良い子は安易に真似しないようにしましょう。笑
以前はお手製火吹き竹も携帯していましたが壊れてしまってからはそのままに。最近ではキャンプブームのおかげで様々なキャンプ用品が生み出され、瞬く間に廉価版が売り出されるので、使い勝手の良さそうなものを新調したいと思っています。
寝袋はモンベル「スーパーストレッチ スパイラルダウンハガー#1」。
こちらも15年ほど使用しています。
ほつれ、羽毛の飛び出しなどもありますが、ダウン用洗剤で洗ってしっかり乾かすことでダウンの持ちが良くなり、さらにネットで知った「布団乾燥機で干す」というのを試したら購入当時のような弾力まで復活したため、買い替えはだいぶ先伸ばしになりそうです。笑
個人的に寝袋はモンベル一択ですね。
「この寝袋の温かさはだいたいモンベルの#3くらい」と言うほど、業界人(!?)にとってモンベルが設定した温かさのナンバリングは共通語になっています。
さらにスーパーストレッチ機能は寝袋の窮屈さを解消しつつ、寝袋にくるまったままあぐらをかいて食事をすることも可能にした画期的なシステムでした。
枕は楽天でポチったDellepicoというブランドのエアーピロー。(寝袋が主張し過ぎていて見辛いですが笑)
吹き口が大きく、空気を入れるのも出すのも早いのでけっこう気に入っています。
腰痛持ちなのでコットと枕はけっこう重要なポイントですが、快適に使えていますね。
黒いドライバッグはGoPro購入特典としてプレゼントでついてきたもの。笑
その中にコーヒー豆(粉)と塩、コショウ、しょう油、油、コーヒーメジャー、フィルター、そして棒ラーメン(非常食)を入れました。
普段、このドライバッグはコーヒーブレイク用のセットを入れて使っています。
粉もの、油ものはドライバッグの中でぶちまけたくないので簡易的なジップロックに入れています。
ツアーの時は万が一を考えてもっと大きなケースに色んな調味料を持って行きますが、今回は夜がおでんと焼き餃子、朝はホットサンドだったので調味料も厳選(いや減選ですね)しました。
テントは本体とポールを別々にパッキングしています。そのほうがコンパクトに機能的にパッキングできるからです。
テントはMSR「エリクサー2」を7年ほど使っています。
今でもMSR(旧モステント)は憧れの高級テントですが、「エリクサー」シリーズはMSRが初めてリリースした廉価版モデルで、飛びつくように買ってしまったのでした。
天頂部が高く広く、床面積もすごく広々とした二人用テントで、何度か一週間ほどのツーリングでも使用しましたが、快適な居住空間になってくれました。
一泊のソロキャンとしてはオーバースペックかもしれませんが、コットを使うとなるとこのサイズが欲しいですよね。
シーリングが経年劣化で痛み初めているので、直さなきゃなあと思っている今日この頃です。
付属のスタッフバッグは使わず、買って以降はずっとドライバッグに収納しています。キャンプするのがほぼカヤックツーリングなので、仕方ないですね。
その他の荷物も見ていきましょう。
カーゴスペースに置いた保冷ドライバッグはICEMULE「CLASSIC COOLER」の15LとMini。
オレンジ色の15Lほうは釣った魚を入れる用として普段からカヤックフィッシングの時に使用しています。
今回は保冷剤替わりの凍らせたペットボトルと、ウィスキーを瓶ごと入れていきました。
※ 今回のお供はアイラモルト「BOWMORE12年」でした~。
水色のMiniのほうは食材入れです。
サイズは絶妙で、Miniのほうはツアーでもよく使っています。
メニューは前述した通り、夜がおでん、焼き餃子。朝がホットサンドなので、要冷蔵のものはそれほど多くありませんでした。
さらに缶ビール二本と炭酸水1Lボトル一本。
炭水化物はおでんのみ。ただ、調子に乗って具を買い過ぎたので非常食の棒ラーメンにはたどり着けませんでしたとさ。笑
センターハッチに忍ばせていたのはウォーターバッグです。
今回はMSR「ドロメダリーバッグ6L」を使用。10Lも持っています。
「ドロメダリーバッグ」もシーカヤック界ではド定番のウォーターバッグで、浜に転がしておく様子がまるでアザラシのようなので「あざらし君」の愛称で親しまれています。
この6Lのも25年選手ですが、壊れる、使用不可になるという状況が想像できないほどシンプルな構造でタフに作られています。
以上が「カヤックフィッシングキャンプ」のサニー本橋的アイテムたちでした。
こうして改めて眺めてみると、20年くらい使っている装備のなんと多いことか。。。
アップデートしたいという物欲もありますが、結局気に入って使い続けているものばかりなのでしょうね。
これからも末永く愛用していきたいものです。
さて、以降は日帰りのカヤックフィッシングでも使用している装備などになりますが、もののついでですので紹介していきたいと思います。
シートの背面ポケットにパドルフロートを入れています。
使っているのはシンプルなフィールフリー「インフレータブル パドルフロート」(絶版)です。安価で丈夫、シンプルなシングル気室構造です。
実は普段の釣行にも持って行っています。
過信するなかれ、転ばぬ先の杖ですね。
※ このモデルは秘儀「スモーク・オン・ザ・ウォーター」にも使用できます!
安全装備として、ビルジスポンジとビルジポンプも携帯。
艇内に溜まってしまった水を抜くのにスポンジはやっぱり便利です。ごめんなさい、どなたかの忘れ物を使っています。笑
そして致命的に浸水してしまった場合、やはりビルジポンプがなければ排水することはできません。
ビルジポンプはもっとも信頼性の高いベクソン「サースティメイト カヤックビルジポンプ」を長年愛用しています。
耐久性の高さと排水量の多さ、そして小石や砂利くらいなら水と一緒に排出してくれる大雑把さなど、他の商品の追随を許さないクオリティです。
ビルジポンプもトーイングラインと同様、使用頻度はとてつもなく低いのですが、職業病として持っていないと不安なので携帯しています。
シューズはNRS「パドリングシュー」。
ちょっと前のモデルになりますね。五ヶ所湾の当店近くの出艇場所は牡蠣殻などが多く、シューズのソールの劣化が早いので厚底のタイプを選ぶようにしています。そしてサニー本橋の足は甲高で幅も広いので、細長いモデルは履けないのです。。。
ライフジャケットはパーム「コーラアングラー」。
軽量で収納力も高く、肩回りがすっきりしているのでパドリングも軽快にできるモデルですね。
ちなみにサニー本橋はカヤックフィッシング用と、シーカヤック用とで違うライフジャケットを使用しています。
贅沢なようですが、使用目的に合わせて使い分ける必要があると考えているからなのです。
そして2、3シーズンほどで買い替えています。(販促のためでもありますが笑)
携帯ケースはライフジャケットに入れています。
Amazonでポチったノーブランド品ですが、エアが封入されていて落水しても浮くタイプです。
もちろんケースの上から画面操作ができます。
リーシュを付け、ライフジャケットと接続しています。
寒い時期はドライスーツを着用しています。
使用しているのはストールクイスト「シフト」(絶版)。
首回りをU字型に巡っているジッパーからエントリーできるので、ジッパーを締めるのがとてもしやすいモデルです。
また、まるでセパレートのセミドライスーツを着ているような見た目のカッコよさも気に入っています。
カヤックの上に座るフィッシングカヤックでは、寒い時期はやはりドライスーツが快適ですね。
帽子とサングラス。
帽子は9月に開催されたbifarrイベントの時に手に入れたコットンキャップ。
カヤックで被る帽子は素材にこだわることなく、コットンでも化繊でもいいと思っています。
サングラスはオークリー「レイダーロック パス」、レンズはカラー:ディープウォーターのプリズム仕様でポラライズド(偏光)モデル。
分不相応に高級なサングラスですが、なんだかんだと20年近くオークリー一辺倒です。レンズは数年で痛むことが多いですが、実はフレームはいつまで経っても壊れないことに気づき、今使っているフレームもすでに10年ほど使っていて、レンズだけ買い替えて3枚目になります。
海上での反射、水中の見やすさ、視界のクリアさなど、一度オークリーを使ってしまうとなかなか他のサングラスに浮気できなくなりますね。
メインで使用するパドルはスイングスターパドル「スーパーソニック ベントシャフト210cm」。
ちょっと前までは「カジノ ベントシャフト」を使っていましたが、このところ肩と肘を痛めているのでよりマイルドな漕ぎ味の「スーパーソニック」に替えています。
スペアパドルは特にこだわりなく、その時その場で目に止まったものを持って行っています。
今回はスイングスターパドル「スーパーソニック ストレートシャフト215cm」でした。
魚探まわりはこんな感じです。
魚探はHONDEX「PS611CN」。
旧モデルなので振動子もディープタイプではないノーマルモデルです。
五ヶ所湾は最深部でも40mはなく、たまにお出掛けするエリアで100mオーバー程度なので、今のところ不満なく使っています。
そのすぐ下にJackson「剣山bifarrカラー」。
この発想がいままで釣り業界になかったということが不思議なくらい使い勝手いいですね!
中央のロッドホルダーはちょい置き用。
ルアーを替える時、魚を釣り上げてフックを外す時などにひょいっとロッドを置くのに重宝します。
レイルブレイザ「スイングアームRロック」と「ロッドチューブ」の組み合わせでパドリング時も邪魔にならず、必要に応じてロッドを横に出すこともできます。
シート横のアイレットにリーシュでつなげているのはフィッシュグリップ。
UMIBOUZUブランドがかっこよくてニードルノーズプライヤーも同ブランド品を使っています。
サニー本橋は右利きなのでロッドはできれば右側後に置きます。
今回のカヤックフィッシングキャンプではタイラバ用とティップラン用で二本持って行きました。
タモはコンパクトなものを。(すみません、メーカー名も忘れちゃいました)
最初の一尾が釣れた後はバウ側にぽんと置いておくことが多いです。
スペアパドルはカーゴスペースの荷物に挟むようにし、レイルブレイザ「Gホールド75mm」で固定しています。
最後はセンターハッチの中身です。
詳細は省きますが(恥ずかしいので)、タックルボックスをすぽっと置いています。
その左右に小さいIKEAバッグに入れた飲み物のボトルやトーイングライン、行動食などを収納しています。
さて、「カヤックフィッシングキャンプ」のススメの前編<ギア編>、いかがでしたでしょうか?
続く「カヤックフィッシングキャンプ」のススメ後編<パッキング編>もぜひご一読ください!
【カヤックフィッシングキャンプ】釣り+海旅の贅沢なアソビ♪<パッキング編>
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました~!!